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海に散骨する時の注意点

2015年10月24日

ここ数年、火葬後は散骨を行うという方が増えてきています。

散骨には樹木葬や宇宙葬など様々な種類がありますが、最もよく行われており、人気のあるのが海への散骨です。

散骨は必ず散骨業者に依頼して行う必要はありませんが、それなりのルールがあります。

また法律に違反する場合もありますので注意が必要です。

海への散骨は他の場に散骨するより規定が少ないですが、それでも注意すべき点がいくつかあります。

 

まず、岸壁や堤防・橋の上や海岸で散骨をする方がいらっしゃいますが、これはできるだけ避けるようにしましょう。

日本では、岸からの距離についての決まりはなく、法律に違反することはありませんが、

岸に近すぎるのは厳密にはマナー違反です。
散骨は、できるだけ船やボートに乗って沖に出て行いましょう。

 

自分で所有している船があれば一番良いですが、知人に船舶免許を持っている人がいればレンタルボートの使用も可能です。

フェリーから散骨を行うという方法もありますが、周りの目に触れる場でそういったことを行うことはあまりおすすめできません。

注意される可能性もありますし、故人を偲ぶ時間も持つことができません。

 

また、散骨を行う際は、ご遺骨を2ミリ以下の粉末状にする必要があります。

火葬後のご遺骨のまま行うことは法律に違反する場合がありますので気をつけましょう。

また、粉骨のお骨をそのまま海に還す場合はよいですが、

ケースに入れた状態で散骨するのはごみの問題となります。

近年では環境に配慮した、海で散骨するための水に溶ける専用の袋もあります。

 

最近では、散骨に詳しい葬儀のアドバイザーも多くいらっしゃいます。

散骨は、故人を偲び、大切なお別れの時間を過ごすことができるよう、マナーと節度を守って行いましょう。