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ライフジェムを見学しよう

2016年12月9日

 

ライフジェムはシカゴ(イリノイ州)にある自社施設でダイヤモンドを造っています。

この施設はアメリカ国内においてダイヤモンドを合成する最先端かつ唯一の施設です。

ライフジェムのダイヤモンドには多くのご注文をいただいており、施設はフル稼働しています。

当社では現在、ご注文いただいたお客様はもちろん、研修目的や10名以上の団体の視察を受け入れています。

 

 

 

 

ダイヤモンドを創る精緻な世界


当社が保有する超高圧のダイヤモンド合成装置のうちの2基です。それぞれの装置は6トン近いプレス重量があります。

 

 

 

 

ライフジェムのプレス装置

これらの装置は、450トンの超高圧と1300℃の超高温を発生させることができます。

 

 

 

 

プレスのための配置

ダイヤモンドの結晶核を装置に装入する際、すべてを厳密に正しく配置することが極めて重要です。

 

 

 

 

特注の圧力版

ダイヤモンドの結晶を成長させるため、超高圧に耐えられる特殊合金でできた特注の圧力版を用います。

 

 

 

 

冷却システム

冷却システムで温度をコントロールすることにより、極めて透明な輝きをもったダイヤモンドの結晶を成長させることができます。

また、1300℃を超える高温は、適切に制御しないと装置の電子機器や部品に大きなダメージを与えかねません。

 

 

 

 

緊急停止

私たちは2001年から15年以上に渡り、遺灰からライフジェム・ダイヤモンドを生み出してきました。

通常、すべては計画通りに進みますが、地球の深部でしか見られない超高圧と超高温を扱う以上、緊急停止ボタンは必要です。

 

 

 

 

電気系統


装置の電気系統に用いられている銅の太さを見れば分かるように、その一部は溶融することがあります。

 

 

 

 

純粋なカーボングラファイト(黒鉛)

ダイヤモンドを合成する前に、遺灰(または頭髪)の炭素を純化し、グラファイト(黒鉛)にします。

この工程は当社が特許を取得しているものです。

これにより、ダイヤモンドを創り出すための非常に純度の高い炭素を準備することができます。

この工程がないと、ダイヤモンドの品質は大きく低下します。

 

 

 

 

測定用具


ダイヤモンドを合成する炭素やグラファイトの重さと量を測定するため、毎回専用の用具が準備されます。

用具には、熱を伝えるよう設計されたものや、電気を通さないよう設計されたものがあります。

ダイヤモンドの結晶として成長する物質に、異物が混入しないようにすることが非常に重要だからです。

 

 

 

 

8トンの合成圧力


ダイヤモンドの結晶核には、非常に高い耐性が求められます。

厳密に定められた基準を満たしていないと、その後のダイヤモンドの結晶の成長サイクル全体において、必要な圧力パラメーターを満たさなくなります。