「自分の人生で、大事な人を形あるものとして、永久に残しておきたかった」

過日は大変お世話になりました。改めて心より御礼申し上げます。

 

もうじき、御社にダイヤモンド作成依頼をしてから一年になります。

振り返ってみると、ダイヤモンド制作にかかる日数が一週間、一ヶ月ではなく、約一年弱であったとことは、残されたものにとって大きな意味を持っていたと改めて思いました。

 

 

突然だったので、直後は本当につらくて信じられず、呆然としていましたが、御社が折々制作進捗状況をお知らせくださるたびに、「大事な人がいなくなった、もう会えないんだ。」「けれど姿を変えてまた自分のところに戻ってきてくれる。」ということを、自分に納得させる機会というか、心の準備をする時間を与えてくださったように思います。

 

担当者様、たくさんの顧客の方がいらっしゃったでしょうに、まるで私一人だけに応対してくださるように接して下さいましたね。

ありがとう。

遺骨は“物“ではありません。

御担当者は敬意をもって対応して下さいました。

 

知り合いに宝石加工をしている方がいて、その方に、プラチナ枠で片耳用のピアスにしてもらいました。

 

母は画を描くことが本当に好きで、最晩年、指を思うように動かせなくなるまでスケッチや彩色をしていました。出品する、いわゆる本画ではないのですが、ちょうど季節の紫陽花を描いた色紙がありましたので、どうぞお受け取りください。

母もきっと担当者様にもらって欲しい、と言ったと思います。

 

 

御社は、人の心の傷を癒す手助けをするという、無形の側面をお持ちだと感じております。御社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

 

担当者様、どうぞお元気で良いお仕事をなさってください。

これからの長い人生、幸多かれとお祈りいたします。

 

神奈川県　N様