手元供養とは?種類や費用、選び方をわかりやすく解説
大切な方を亡くされたあと、「お墓に納めるだけでなく、身近なところで供養したい」と考える方もいらっしゃいます。
そのような供養の方法の一つが「手元供養」です。
近年は、従来のお墓や納骨堂だけでなく、さまざまな供養の形が選ばれるようになっています。

一般社団法人終活協議会/想いコーポレーショングループが2026年に実施した調査では、89.9%の人が「供養の形が多様化している」と感じていることが分かりました。
一方、最もよく知っている供養の形は「一般墓」が79.4%で、従来のお墓が広く認知されていることがうかがえます。
手元供養について「良いと思う」「ある程度良いと思う」と回答した人は、合わせて67.3%にのぼります。
また、新しい供養の形に関心を持つ理由として最も多かったのは「子どもや家族に負担をかけたくない」で52.5%でした。
一方、新しい供養の形に対する不安では「費用や内容、ルールが分かりにくい」が31.5%、今後もっと知りたい情報でも「費用相場」が31.5%で最も多く挙げられています。
こうした結果から、供養の形が多様化していると感じる人が多い一方で、最もよく知られているのは従来のお墓であり、新しい供養の形については、費用や内容などの具体的な情報を求める人が多いことがうかがえます。
出典
一般社団法人終活協議会/想いコーポレーショングループ「【2026年最新】約9割が『供養の形は多様化している』と実感――『供養の多様化』に関する実態調査」
では、手元供養とはどのようなものなのか。代表的な方法や費用、選ぶ際のポイントについてご紹介します。
手元供養とは?
手元供養とは、故人のご遺骨やご遺灰の一部を自宅などで保管したり、身につけたりすることで、故人を身近に感じながら供養する方法です。
一般的なお墓への納骨と手元供養は、必ずしもどちらか一方を選ばなければならないものではありません。
ご遺骨の一部を納骨し、一部を手元供養として残すなど、ご家族の考え方や事情に合わせて選ぶこともできます。
「遠方にお墓があって頻繁にお参りできない」
「いつも身近に感じていたい」
など、それぞれの想いに合わせて供養の形を選べることが、手元供養の特徴です。
先ほどの調査結果では、新しい供養の形に関心を持つ理由として最も多かったのは「子どもや家族に負担をかけたくない」の52.5%で、供養の選択が“家族への負担軽減”と深く結びついていることがうかがえます。
手元供養にはどんな方法がある?
手元供養には、さまざまな方法があります。
ミニ骨壺
ご遺骨の一部を小さな骨壺に納め、自宅で大切に保管する方法です。
場所を取らず、リビングや寝室など身近な場所に置いておけるため、自宅で静かに供養したい方に選ばれています。
遺骨ペンダントやジュエリー
ご遺骨の一部をペンダントの中に納め、身につける方法です。
外出するときも故人を身近に感じられることが特徴です。デザインもさまざまなため、日常の装いに取り入れやすいものを選ぶことができます。
ペンダントだけでなく、リングなどのジュエリーにご遺骨を納める方法もあります。
普段から身につけられるため、「形見をいつも身近に置いておきたい」という想いに寄り添った手元供養の一つです。
メモリアルダイヤモンド
ご遺骨やご遺灰などに含まれる炭素をもとに、ダイヤモンドをつくる方法です。
完成したダイヤモンドは、天然ダイヤモンドと同じ炭素でできており、ダイヤモンドならではの輝きと硬さを持っています。ジュエリーとして身につけたり、大切に保管したりすることができます。
先ほど紹介した手元供養とは異なり、ダイヤモンドという形にすることで、ご遺骨そのものを保管する必要がなくなることも特徴の一つです。
将来的に手元供養のご遺骨をどのように次の世代に受け継いでいくか、また納骨をどうするかといったことを考える際にも、選択肢の一つになります。
また、ジュエリーとして身につけることで、特別な日だけでなく、日々の暮らしの中でも大切な方を身近に感じていただけます。

手元供養にかかる費用は?
手元供養にかかる費用は、供養の方法によって異なります。
- ・ミニ骨壺: 数千円〜数万円程度
- ・遺骨ペンダント・遺骨アクセサリー: 数千円〜数十万円程度
- ・遺骨を加工したメモリアルダイヤモンド: 数十万円〜数百万円程度
ミニ骨壺は、ご遺骨の一部を自宅で保管する方法で、素材やデザインによって価格が変わります。
遺骨ペンダントなどのアクセサリーも、使用する素材や加工方法によって費用に幅があります。
メモリアルダイヤモンドは、ご遺骨やご遺灰などに含まれる炭素を原料としてダイヤモンドを生成する方法です。ダイヤモンドの大きさや色、ジュエリーへの加工の有無などによって費用が異なります。
手元供養を選ぶ際は、購入時の費用だけでなく、保管場所や身につける頻度、将来の管理方法も含めて検討するとよいでしょう。
手元供養を選ぶときのポイント
手元供養にはさまざまな方法があります。自分やご家族に合った形を選ぶために、次のポイントを考えてみましょう。
どこで、どのように供養したいか
自宅で大切に保管したいのか、外出するときも身につけていたいのかによって、適した方法は異なります。
また、自分自身が大切に偲ぶためのものにするのか、ご家族みんなで故人を偲べるよう、自宅に置いておくのかも、選ぶ際のポイントです。
供養する場所や日々の暮らしの中での取り入れ方を考えてみましょう。
ご家族と相談しておく
手元供養については、ご家族によって考え方が異なることもあります。
特に、ご遺骨をどのように分けるか、手元供養をしたあとの残りのご遺骨をどうするか、将来的にどのように管理するかについては、あらかじめ話し合っておくと安心です。
長く大切にできるものを選ぶ
手元供養は、長く続けていくことも考えて選びたいものです。
日常生活の中で無理なく大切にできるか、保管しやすいか、身につける場合は普段の装いに取り入れやすいかなども考慮しましょう。
将来、住環境や生活スタイルが変わったときのことも考えておくと、より自分に合った方法を選びやすくなります。
自分のためにも、家族のためにも。メモリアルダイヤモンドという手元供養
手元供養には、さまざまな方法があります。
その中でも、メモリアルダイヤモンドは、ご自身で大切に偲びたい方にも、ご家族みんなで故人を偲びたい方にも適した供養の形です。
離れて暮らすご家族が、それぞれメモリアルダイヤモンドをジュエリーとして身につけ、日々の暮らしの中で故人を偲ぶこともできます。
ダイヤモンドをルース(裸石)のままケースに入れて飾れば、ご自宅に偲ぶ場所を設け、ご家族で手を合わせることができます。
また、リングやネックレスに加工し、祭壇に飾って供養される方も多くいらっしゃいます。
ジュエリーならではの輝きが祭壇に華やぎを添え、現代の洋風なインテリアにもなじむ、上品な祈りの空間をつくることができます。

リングやネックレスは、身につけて日々の暮らしを共に過ごすこともできるため、ご家族で旅行に出かけるときも、大切な方と一緒に旅を楽しむような気持ちで過ごせるでしょう。
さらに、メモリアルダイヤモンドは、ご遺骨やご遺灰に含まれる炭素を抽出・精製し、ダイヤモンドへと生成するものです。
ご遺骨を骨の状態のまま保管する手元供養とは異なり、加工後にご遺骨そのものが手元に残ることはありません。
そのため、将来にわたってご遺骨の保管場所を確保したり、骨壺を管理したりする必要がなく、次の世代へご遺骨の管理を引き継ぐ負担も考えずに済みます。
身につけていつもそばに感じることも、自宅に飾って家族で偲ぶこともできる。そして、将来の管理についても考えやすいこと。
メモリアルダイヤモンドは、大切な方を想う気持ちと、これからの暮らしや家族のこと、その両方に寄り添う手元供養の選択肢です。
― ご遺骨、遺灰からつくるメモリアルダイヤモンド・ライフジェムジャパン ―
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