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日本人はなぜ遺骨を大事にするのか(1)

2019年5月20日

日本では人が亡くなると荼毘(火葬)に付し、遺骨を骨壺に納めてお墓に入れます。それが当たり前と思っていますが、古今東西、弔い方は様々です。実は、遺骨を大切にするのは日本的な風習のようです。日本人はなぜ遺骨を大事にするのか、何回かに分けてみていきましょう。

 

 

イギリス・オックスフォード大学の歴史学の教授でイギリス国教会の聖職者でもあるジョン・マクマナーズの著書『死と啓蒙』(平凡社、1989)は、18世紀フランスにおける死生観の変遷を大量の記録や資料に基づいて解明したものです。

 

その中に、古今東西の弔い方について紹介されており、例えば古代における風変わりな儀礼として、次のようなものが挙げられています。

 

・バビロニアのロウで固めた屍体

・エジプトのミイラ

・ギリシャ・ローマの積み薪による火葬

・マトンと一緒に料理して老人を食べるイスラーム神秘主義の修道者

・死者を革袋に入れて木から吊るすコルキス(※注:古代グルジア)の住民

・死者を白い土壁で覆ってからガラスの台に嵌め込むエチオピア人

 

また、これらと比較できる近代の例として次のようなものを挙げています。

 

・死者を塔に吊るして猛禽にゆだねるペルシアのゾロアスター教徒(※注:火を信仰するため神聖な火は使わず鳥葬や風葬を採るとされる)。もし右の目が先に食われれば、神に召されたしるしとされた)

・死者の顔に絵の具を塗るアメリカ・インディアン

・自分の小屋に骸骨を吊るしておくブラジル人

・王の皮膚に砂を詰めるヴァージニアの土着民

・先祖の骨を粉にして酒に入れるオリノコ川流域の未開人

・屍体を切り刻んで陶器の鉢に貯蔵しておくバレアレス諸島の未開人

 

これらと並んで著者は、日本人の風習を取り上げます。

・壺に死者の灰をうやうやしく保存する日本人

 

日本人の葬儀の方式は、世界各地に見られる風変わりな習慣のひとつとしてみなされているのです。

 

なぜ欧米人からはそのように見えるのか、また日本人はなぜ遺骨を大事に保存して敬うのか、とても興味がわいてきます。

 

※参考:山折哲雄『死の民俗学』(岩波書店、1990)

 

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