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GIAの「4C」について(4) カラット

2020年11月25日

ダイヤモンドの鑑定や評価においていまや世界標準となっているのが「4C」です。これは

GIAGemology Institute of America:米国宝石学会)の設立者であるRobert M. Shipley(ロバート・M・シップリー)が考案したもので、その後、世界中に普及しました。

「4C」とは、カラー(color)、クラリティ(clarity)、カット(cut)、カラット(carat)のことです。今回は最後の「カラット」についてです。

 

ダイヤモンドを含め、宝石の重量は「メトリックカラット(メートル系カラット)」と呼ばれる方法で表示されます。

 

「メトリックカラット」は1913年に米国で採用され、その後まもなく他国でも使われるようになりました。

 

現在、「メトリックカラット」は宝石の計量単位として実質的には国際標準となっていますが、正式な国際単位系(SI)では認められておらず、そのため日本の計量法では「宝石の質量の計量」にだけ用いることができることになっています。

 

1カラットは現在、0.2グラムに相当します。

1カラットは100ポイントに分割され、50ポイントのダイヤモンドは0.50カラット(0.1グラム)ということになります。

 

日本語では同じ「カラット」と表記されますが、宝石のカラットcarat)18Kゴールドなどの金の純度を指すカラット(karat) とは、もともと単位なので注意が必要です。

 

なお、「カラット」という名称は、イナゴ豆(carob)の種子から来ていると言われます。

イナゴ豆の小さな種子は重さが均一で、昔の宝石商たちは天秤の分銅として使っていたそうです。

 

ダイヤモンドでは、わずかなカラットの違いが大きな価値の差を生みます。

特に、1カラットはマジックサイズ(魔法のサイズ)と呼ばれます。4Cのうちカラット以外の3つのCが同じであっても、0.99カラットと1カラットでは、希少性・人気・価格が大きく異なるのです。

 

このように宝飾品としてのダイヤモンドの価値は重量(カラット)をはじめとした4Cに左右されます。

 

それに対し、私たちがおつくりするメモリアルダイヤモンドは、4Cもさることながら、そこに込められた“思い”にこそ価値があるということを改めて確認しておきたいと思います。

 

※参考:GIAホームページ

https://www.gia.edu/JP/gia-about

 

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