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女王陛下のお墓

2022年10月19日

202298日、イギリスのエリザベス女王(エリザベス2世)が96歳で亡くなられました。エリザベス女王は1952年に25歳という若さで即位し、70年にもわたってイギリスの君主をつとめられました。

919日に行われた女王陛下の葬儀は全世界に生中継され、目にした方も多いでしょう。女王の死去を巡っていくつかのエピソードを取り上げていますが、今回は女王陛下のお墓についてです。

 

 

919日、ロンドン市内の「ウエストミンスター寺院」で葬儀が行われた後、女王陛下の柩はロンドンから西に30kmほど離れた「ウィンザー城」へと運ばれました。

「ウィンザー城」はイギリス王室が所有し、国王が週末に家族と過ごすところです。

 

ウィンザー城の正面

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%83%BC%E5%9F%8E#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Windsor_Castle_at_Sunset_-_Nov_2006.jpg

 

「ウィンザー城」の広大な敷地にいくつもの建物があり、そのうちのひとつが「セントジョージ聖堂」です。

この「セントジョージ聖堂」において約800名が参列して埋葬式が行われた後、エリザベス女王の柩は地下にある納骨堂に安置されました。

遺体にはエンバーミングが施され、柩は湿気を防ぐため鉛で内張されているといいます。

 

セントジョージ聖堂の外観

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:St._Georges_Chapel,_Windsor_Castle_(1).jpg

 

「セントジョージ聖堂」は王室専用の教会で、英国最高の栄誉であるガーター勲章の授与式や王族の結婚式なども行われます。2018年に女王の孫ヘンリー王子と米女優メーガン妃の結婚式を挙げたのもこのセントジョージ聖堂でした。

セントジョージ聖堂の地下には歴代国王の柩が安置された納棺堂があり、セントジョージ聖堂そのものがイギリス王室のお墓であるともいえます。

 

なお、エリザベス女王の柩が安置されたのは、正確にいうとセントジョージ聖堂の一角に増築された「ジョージ6世記念礼拝堂」の地下にある納棺堂です。

ジョージ6世はエリザベス女王の父で、セントジョージ聖堂にあるもともとの王室納棺堂に埋葬されることを望まなかったため、エリザベス女王が私費で「ジョージ6世記念礼拝堂」を増築したそうです。

 

「ジョージ6世記念礼拝堂」には、ジョージ6世の柩のほか、女王の母であるエリザベス皇太后の柩と妹のマーガレット王女の遺灰も安置されています。

さらに、昨年4月に亡くなった夫のフィリップ殿下の柩も、いったん安置されていた王室納棺堂から「ジョージ6世記念礼拝堂」に移され、エリザベス女王の柩と並んでいるそうです。

 

「ジョージ6世記念礼拝堂」の床には、ベルギー産の黒大理石に真鍮の文字を埋め込んだ墓石(Ledger stone:元帳石)があります。

上部には女王の両親である「ジョージ6世 1895-1952」と「エリザベス 1900-2002」の銘が見え、下部には今回新たに「エリザベス2世 1926-2022」と「フィリップ 1921-2021」の銘が刻まれました。

 

「ジョージ6世記念礼拝堂」にある墓標(元帳石)

https://www.bbc.com/japanese/63024308

 

 

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