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鉱物としてのダイヤモンド(1) ― 岩石、鉱物、宝石の違い ―

2023年2月28日

地球の大部分は「岩石」からできています。いわゆる“石ころ”です。

同じように思える岩石にも実はいろいろ種類があり、それは岩石のでき方や岩石に含まれる「鉱物」が異なるからです。

「鉱物」にもいろいろな種類があり、そのうちの一部がダイヤモンドなどの「宝石」です。

鉱物としてのダイヤモンドについて、まず「岩石」「鉱物」「宝石」の違いを確認しておきましょう。

  • 岩石(がんせき)

岩石は地球をつくっている固体(自然現象でできたもの)の総称で、岩石学という研究分野もあります。

岩石はそのでき方によって「火成岩」「堆積岩」「変成岩」という3つに大きく分けられます。いずれの岩石も、複数の種類の「鉱物」が集まって固まったものである点が共通します。

 

  • 鉱物(こうぶつ)

鉱物は岩石の元になっている物質で、次のような点が共通します。

・天然に生成された無機質(※)の物質であること

・化学組成が一定であること

・原子が規則正しく並んだ結晶構造を持つこと

・生きている生物に含まれるものではないこと

※一般に炭素(C)を含まない化合物。ただし、一酸化炭素、二酸化炭素や炭酸カルシウムなど簡単な炭素化合物は無機物に分類されている。

 

鉱物はこれまで約4700種が見つかっていますが、化学組成が同じであっても結晶構造が異なると全く別の鉱物になります。

たとえば、石墨(グラファイト)とダイヤモンドの化学組成は両方とも純粋な炭素(C)ですが、結晶構造が異なるため別種の鉱物となり、見た目や物質としての性質も大きく異なります。

 

  • 宝石

鉱物の中でも特に多くの人から見て色、輝き、透明度、模様、形などが美しく、経済的価値を持つようになったものが宝石です。

主な宝石は50種類ほどといわれその大多数は鉱物ですが、中には真珠、サンゴなど有機質(生物起源の固体)のものがあります。

 

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