変わりつつあるお墓の意識と実態(2) 子や孫に迷惑をかけたくないという意識が顕著に。 - 遺骨ダイヤモンド・遺灰ダイヤモンドの製造 ライフジェムジャパン 公式サイト

変わりつつあるお墓の意識と実態(2) 子や孫に迷惑をかけたくないという意識が顕著に。News

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変わりつつあるお墓の意識と実態(2) 子や孫に迷惑をかけたくないという意識が顕著に。

2023年10月23日

前回はここ数年で、新しく購入されたお墓の中で「樹木葬」が過半数を占めるようになり、その一方で伝統的な「一般墓」がどんどん減っていることを取り上げました。そうした変化の背景にある日本人の意識についてみていきます。

 

鎌倉新書が運営するお墓の情報サイト「いいお墓」が行った「第14回お墓の消費者全国実態調査(2023年)」によると、墓の跡継ぎについての質問において「跡継ぎがいる」という回答が減る一方、「跡継ぎ不要のお墓を購入した」の回答数が増えてきています。

これはまさに、「樹木葬」や「納骨堂」が選ばれるようになっていることと一致します。

※「第14回お墓の消費者全国実態調査(2023年)」鎌倉新書

https://guide.e-ohaka.com/research/survey_2023/

 

 

そもそもお墓を選ぶ際に、みなさんが重視しているのは「お墓の種類」「自宅から霊園までのアクセス」「金額」の3つです。特に「お墓の種類」の比重が断然、高くなっており、この傾向は以前からずっと変わっていません。

その一方で「一般墓」から「樹木葬」への雪崩をうったようなシフトが起こっているということは、「お墓の種類」に対する私たちの意識の内容が変わってきているのです。

では、「お墓の種類」に対する私たちの意識の変化とはどうことなのでしょうか。ひと言で言えば「子や孫に迷惑を掛けたくない」ということです。

 

同じ調査によると、「樹木葬」を選んだ理由について価格について言及している回答者が約40名いたのに対し、後継ぎがいらないことや子どもに迷惑をかけたくないという理由の回答者は約220名とおよそ5倍の差があったそうです。

樹木葬の平均購入価格もこの5年間は70万円前後で安定しているといいます(一方、一般墓は4年連続で下落し約150万円)。

つまり、樹木葬を選んでいる人は価格面を気にしていると言うより、承継者がいらないことが大きな理由になっているのです。

 

「一般墓」を上回って選ばれるようになった「納骨堂」についても、樹木葬と同じく価格を理由に選んでいる回答者より、承継者が不要であることを理由にあげている回答者のほうが4倍ほど多かったそうです。

さらにいえば、一般墓を選んだ人の回答者の中にも「墓じまいがセットになっているお墓を選んだ」「永代供養つきのお墓を購入した」という回答が見られたそうです。

 

跡継ぎがいない場合はもちろんのこと、跡継ぎがいたとしても自分の体験などから「子や孫に迷惑をかけたくない」という意識が多くの人の間に広がっていることが伺えます。

 

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