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増えつつある骨仏を扱うお寺

2024年2月2日

前回は、多くの人の遺骨で仏像(骨仏)をつくり祀っていることで有名な大阪の一心寺を取り上げました。実は全国には他にも、骨仏を扱っているお寺が複数あります。

 

 

骨仏は「こつぼとけ」、「こつぶつ」、あるいは「ほねぼとけ」と読むようです。

 

骨仏には大きく分けて2つのタイプがあるとされます。

ひとつは一心寺と同じように、多くの人の遺骨を細かに粉状にしてセメントやセラミックなどと混ぜて固めて作るタイプです。「一体型骨仏」と呼ばれます。

もうひとつは、中が空洞になっている仏像の中に遺骨を納めるタイプで、「胎内型骨仏」と呼ばれます。

 

調べてみると、こうした骨仏を扱っているお寺が増えているようなのです。

ただ、傾向としては「胎内型骨仏」を扱っているお寺のほうが多く、「一体型骨仏」を扱っているお寺は少ない印象です。「一体型骨仏」については、手間や時間がかかるからかもしれません。

大阪の一心寺のほかでは、例えば以下の2つがあります。

 

国上寺(新潟県燕市)

https://kokujouji.com/ohaka/kotsubutsu/

西願寺(滋賀県近江八幡市)

http://oumi-saiganji.com/noukotu.html

また、「一体型骨仏」「胎内型骨仏」いずれにおいても気になるのは、どれくらいの遺骨が入るのかということではないでしょうか。

この点、「一体型骨仏」の一心寺では戦後、10年ごとにお骨仏の開眼を行っており、それぞれ約12万体から約22万体の遺骨で造立されているとのことです。

また、現在は直径9cm以下、蓋を含め高さ11cm以下の小骨壺のみ受け入れており、2027年の第15期の開眼でも20万体ほどが用いられるのではないかと思われます。

 

一方、「胎内型骨仏」については、遺骨を仏像の胎内に納めること以外、あまり説明されていないようです。

そうした中、次のようなお寺もあります。

 

円宗院(神奈川県平塚市)

https://ensyuuin.com/

ホームページによると、こちらのお寺では概略次のようになっているそうです。

・仏像の胎内には分骨が納骨されること。

・余骨は日光にある別院尊星王院の樹木葬「らくらん墓」に納められること。

・お骨仏への納骨自体は無料。納骨費用3万円は日光のさくらん墓の納骨費用に充当されること。

分骨のみ入れるのであれば、かなりの遺骨を受け入れることができるでしょう。

 

他にも調べてみれば、お骨仏を扱っているお寺は日本全国にあるはずです。いわゆる合祀墓の新しいパターンとして今後、さらに増えていくのではないかと思われます。

 

 

 

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