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ご遺骨からなぜダイヤモンドがつくれるのか(3) 炭素がダイヤモンド結晶になる仕組み

2024年10月9日

「ライフジェム」は故人のご遺骨からつくるメモリアルダイヤモンドの世界的なブランドです。ご遺骨からなぜダイヤモンドがつくれるのか、その仕組みやポイントを改めて詳しくご紹介します。

 

 

ダイヤモンドは数十億年から数億年前、地下150kmとも200kmともいわれる地球の深部で、気の遠くなるような時間をかけてできたと考えられています。

炭素を含んだ岩石が高温で溶け、さらに高い圧力が加わることで炭素(原子)どうしが正四面体の形に結合。それがどんどん繋がってダイヤモンドの結晶が形成されたのです。

18世紀末、ダイヤモンドが炭素原子からできていることが分ると、多くの人がダイヤモンドの合成に挑戦しましたが、なかなかうまくいきませんでした。

150年以上経った1950年代、米国のウエスティング・ハウス社がようやくHPHT法(高温高圧法)と呼ばれる方法で人工的にダイヤモンドをつくることに成功しました。

ただ、当初はごく小さなものしかできず、1カラット以上の宝石クラスの合成ダイヤモンドができるようになったのは1990年代になってからのことです。

 

現在、宝石品質の合成ダイヤモンドの多くは、HPHT法のうちでも温度差法と呼ばれる方法でつくられています。

その大まかなプロセスは次のようなものです。

まず、黒鉛(グラファイト)を炭素の原料とし、それを高温高圧で液体状態になったニッケルやコバルトなどの金属(溶媒)に溶かします。その後、溶媒を温度がそれより低いダイヤモンドの種(たね)結晶に接触させると、溶媒に溶け込んだ炭素の飽和濃度が下がることで炭素が析出し、ダイヤモンドの結晶が成長していくのです。

こうしてできた合成ダイヤモンドは、化学成分や結晶構造はもちろん、光学的・物理的特性も天然ダイヤモンドと基本的に同じです。

 

ご遺骨、遺灰からつくるメモリアルダイヤモンドについて

くわしくはライフジェムジャパンのホームページをぜひ、ご覧ください。

http://www.lifegem.co.jp/