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メモリアルダイヤモンドの魅力 ― 変わらぬ輝きの秘密とは?

2025年12月4日

 

メモリアルダイヤモンドの魅力とは?

メモリアルダイヤモンドの魅力を一言で表すと、それは 「変わらない輝き」 です。その輝きの理由のひとつが、ダイヤモンド特有の「硬さ」にあります。「硬さ?」と思われるかもしれません。

しかし、この硬さこそが、“永遠に変わらない想い”を形にできる理由のひとつなのです。ダイヤモンドは非常に硬く、傷がつきにくい宝石だからこそ、その輝きは時が経っても曇りません。

大切な方やペットとの想い出を、手元供養として永遠にそばに残したい――そんな願いを叶えてくれるのがメモリアルダイヤモンドです。

この記事では、メモリアルダイヤモンドの魅力や化学的な観点から見た「硬さの秘密」について詳しく解説します。「なぜ硬いのか」「どのように作られるのか」といった疑問をお持ちの方にもわかりやすくご紹介します。

メモリアルダイヤモンドはなぜ硬いのか?化学的な理由

ダイヤモンドの硬さには化学構造が大きく関係しています。

  • 炭素(C)のみで構成
    ダイヤモンドは、炭素原子が強く結びついてできる結晶です。ごく微量の元素が含まれる場合もありますが、基本的な構造は炭素だけでできています。炭素原子はそれぞれ4本の手(結合できる性質)を持っています。
  • 正四面体構造の形成
    1つの炭素原子が周囲の4つの炭素原子と結合し、「正四面体」の立体構造を作ります。
  • 三次元ネットワークの構築
    この結合が全方向に広がることで、非常に安定した三次元ネットワークが形成されます。

この結果、ダイヤモンドは モース硬度10 の地球上で最も硬い物質のひとつとなります。硬さは単に“固い”という意味ではなく、炭素原子同士の規則正しい結合とネットワーク構造によるものです。

メモリアルダイヤモンドも天然ダイヤと同じ構造

この化学構造は、天然ダイヤモンドもメモリアルダイヤモンドも同じです。メモリアルダイヤモンドが違うところは、大切な方やペットのご遺骨・ご遺髪・毛に含まれる炭素をもとにつくられていることだけです。

製作工程

  1. ご遺骨・ご遺髪から不純物を丁寧に取り除き、炭素を抽出
  2. 地球内部と同様の「高温・高圧」の環境を人工的に再現
  3. 炭素原子が正四面体に結びつき、ダイヤモンドとして結晶化

天然ダイヤモンドは、地中深くで長い年月をかけて生まれますが、メモリアルダイヤモンドは、その環境を科学的に再現して作られるだけで、構造・硬さ・輝きは天然ダイヤモンドと同じものです。

生命の証としての炭素

私たちの身体や髪、骨には自然に炭素が含まれています。これはタンパク質や脂質などの有機物の基本成分が炭素であるためです。硬い骨の中にも、その方自身の炭素が残っており、これがメモリアルダイヤモンドそのものの結晶になります。メモリアルダイヤモンドは単なる宝石ではなく、大切な方そのものが化学的に形を変えた存在なのです。

2つのメモリアルダイヤモンドが寄り添いながら並ぶ

メモリアルダイヤモンドの科学的特性と価値

  • 硬さ・耐久性:モース硬度10で、日常使用でもほとんど傷がつかない
  • 化学的安定性:炭素結晶の安定性により、変色や劣化がほぼない
  • 天然ダイヤと同等の成分:炭素のみから構成され、天然ダイヤと同じ結晶構造
  • ご遺骨やご遺髪由来の炭素:大切な方の炭素が結晶化することで、物理的・化学的に安定したダイヤモンドとして永遠の輝きを保持
  • 永遠の象徴:物理的な硬さと化学的な安定性に加え、故人やペットの生命の一部である炭素が形となって残ることが、永遠に変わらない想いの象徴となる

メモリアルダイヤモンドは、ただのジュエリーではなく、大切な方やペットの生命の証である炭素を、最も美しく、強い輝きを持つダイヤモンドとして形にした特別な存在です。天然ダイヤモンドと同じ構造と性質を持ち、大切な方のご遺骨やご遺髪から取り出された炭素が結晶化することで、永遠に変わらない輝きを宿します。化学的にも安定しているため、日常で身につけても安心です。

手元にあるだけで、大切な方とのつながりや想いをいつも身近に感じられる――そんな、心に寄り添う世界に一つだけの宝石です。

 

💎 詳しくは公式HPで、メモリアルダイヤモンドの製作プロセスや輝きをご覧ください → https://www.lifegem.co.jp/

▶関連ブログはこちら:ご遺骨からなぜダイヤモンドがつくれるのか(1) 共通点は原子番号6の「炭素」