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今年も12月恒例・骨壺供養を行いました

2025年12月16日

大切なご遺骨を心を込めてお預かりし、永遠の輝きへつなぐ時間

早いもので今年も残りわずかとなりました。皆さまも気ぜわしくお過ごしだと思います。ライフジェムでは、年の瀬恒例の「骨壺供養」を無事に執り行いました。毎年恒例の行事ではありますが、なぜライフジェムが骨壺を供養するのか、またどのような経緯でご遺骨をお預かりしているのか、あまりご存じない方も多いかと思います。ここで改めて、ライフジェムのサービスであるご遺骨のお預かりについてご説明いたします。

 

ライフジェムの事務所の一角で僧侶が読経し、骨壺の供養を行っている様子。供養台には骨壺が置かれている。

 

ご遺骨のお預かりについて

ダイヤモンド作製のためにお預かりするご遺骨の量は約70グラム、マグカップ一杯分程度です。この量から、ライフジェムでお申込みいただける全ての大きさ(最大2.0ct)の遺骨ダイヤモンド・メモリアルダイヤモンドを作製可能です。しかし、お客様のご要望により、全骨からダイヤモンドを作ってほしいとの場合もあります。その場合は、骨壺のままお預かりいたします。

全骨お預かりの際のご注意

全骨でのお預かりをご希望の場合は、必ず事前にライフジェムへご相談ください。注意点は以下の通りです。

  • ご遺骨の量や骨壺の大きさなど、事前の確認が必要です。
  • 量が多い場合や、3名以上の複数名のご遺骨はお断りさせていただく場合があります。
  • 弊社スタッフは公共交通機関でお客様宅へ伺うため、お預かりできる骨壺は基本1~2個までとさせていただきます。
  • アメリカへの輸送時、量が多いご遺骨は通関で受付できない場合があります。
  • 複数名分をまとめてお預けいただくことは可能ですが、管理上の目安として最大3名、合計1kgまでとさせていただいております。ご遺骨量がかなり多い場合は、粉骨なども事前にご検討ください。
  • お墓から取り出したご遺骨は、湿気を含む場合がありますので、十分に乾燥させた状態でお預けください。水分が多いと重さも増し、カビの原因になることもございます。
  • スタッフ訪問が難しい場合は、郵送によるお預けも可能です。上記注意点は同様にお守りください。

地域による骨壺サイズの傾向

骨壺の大きさは、地域で行われている「収骨の方法」によって大きく異なります。

東日本では、火葬後のご遺骨をすべて収める“全収骨”が一般的で、比較的大きめの骨壺が使われる傾向があります。この地域では 7寸前後の骨壺が選ばれることが多く、一体分のお骨が丸ごと納まるサイズが主流です。

一方で、西日本では喉仏など一部のみを納める“部分収骨”が中心となっているため、骨壺はコンパクトなものが一般的です。3〜5寸サイズの骨壺がよく用いられ、東日本と比べるとかなり小さめです。

また、ペットの骨壺も種類やサイズが豊富で、陶器や木製のもの、手元供養用の小さなミニ骨壺、さらにはペットの種類をモチーフにしたデザインの骨壺まで多様に揃っています。

骨壺といっても大きさは様々ですので、すべてのお骨のお預かりをご希望の場合は、個別に対応いたしておりますので、事前にライフジェムまでご相談ください。

サイズ 直径 主な用途
2寸 約6cm 自宅保管の手元供養、小動物のペット供養用など
3寸 約9cm 分骨、ペット供養用など
4寸 約12cm 西日本での部分収骨、手元供養、ペット供養用など
5寸 約15cm 西日本での全収骨、部分収骨用など
7寸 約21cm 東日本での全収骨用など

 

白くて丸い一般的な骨壺の大小比較(4寸と7寸)

骨壺と供養の意義

骨壺は「魂が宿るもの」とはみなされず、お札やお守りのようにお焚き上げは不要とされています。しかし、長年大切に故人様のお骨を守ってきた骨壺は粗末に扱うことはできません。ライフジェムでは、事務所にてご祈祷の供養を必ず行い、敬意を表しております。お預かりしたご遺骨はダイヤモンド作製の工程で炭素を抽出するため、お骨のまま残ることはありません。抽出された炭素の一部はメモリアルダイヤモンド作製に使用され、残りはアメリカ本社にて永年保管されます。今年も無事に骨壺供養を終え、大切な方の想いを形に残すお手伝いができました。ご遺骨のお預けや全骨お預かりについてご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にライフジェムまでご相談ください。

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